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TOKYO IDOL FESTIVAL : ウィキペディア日本語版
TOKYO IDOL FESTIVAL

TOKYO IDOL FESTIVAL』(トウキョウ・アイドル・フェスティバル、東京アイドルフェスティバル)は、2010年より開催されている日本のアイドルのイベントである。略称はTIF(ティフ)。女性アイドルグループを中心に100組以上の女性アイドルが出演する。出演アイドルの数では日本最大規模のアイドルイベントである。
== 概要 ==
2010年より6年連続で開催。一つの会場に50組以上が集った初のアイドルイベントであり、3年目となった2012年は111組732名と100組の大台を超えた。2013年は111組616名、2014年は138組957名、2015年はアイドル参加人数が四桁に到達し、154組1140名が出演した。来場者数も2012年は約2万1500人、2013年は約3万3000人、2014年は約4万1000人、2015年には5万1000人以上を記録した。
2014年には、ウォール・ストリート・ジャーナルのブログで、3大ロックフェス(フジロックROCK IN JAPAN FESTIVALサマーソニック)や東京JAZZと並んで「日本で見るべき夏の音楽フェスティバル5選」のひとつに選ばれている。
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ライブだけでなく、物販コーナーでアイドルとの握手や写真撮影等の交流を楽しめることも大きな魅力である。また、会場間を歩いて移動するアイドルとそれを見守る観客という光景も本イベントの風物詩のひとつである。2014年以降は動線の変化もあって、徒歩での移動はフジテレビ湾岸スタジオとフリーライブが行われるウエストプロムナード公園広場との間に限られるが、多数のアイドルファンが集まることから会場周辺ではチラシ等の配布を行うアイドルが公認・非公認を問わず多数出没する。
出演するアイドルの知名度はメジャーからローカルなマイナーアイドルまで様々だが、自分の好きなアイドルのライブや交流を楽しんだり、優れたライブを披露する未知のアイドルを探す等の楽しみがある。ただしライブは大小複数のステージ(過去最大は2012年の10か所)が同時進行で行われるため、同じ年の開催において全てのライブを見ることはできない。
また、ステージや物販コーナーがフジテレビ本社屋から湾岸スタジオまで約1kmにわたり点在しており、鑑賞スケジュールを組む際にはその移動時間や、湾岸スタジオ屋上のステージに向かうエレベーターの待ち時間、ステージの入場規制などに注意が必要である。
このイベントの発案者は、2013年まで『アイドリング!!!』プロデューサーであり、当イベントの総合プロデューサーを務めていたフジテレビ門澤清太である。
門澤は日比谷野外音楽堂で行われたアイドリング!!!6thライブ(2009年9月22・23日)の成功で、「再び野外でのライブをやりたい、それなら他のアイドルも呼んでフェスティバル形式にするのも面白いんじゃないか」との構想を思いつく〔。そこに、よしもとプリンスシアターYGAとのジョイントライブ「品はちライブ」(2010年4月 - 2011年11月)を開催していたのが縁で、2010年5月頃、品川プリンスホテルの関係者が「ステラボールが2日間空いているので、アイドリング!!!のイベントをやりませんか?」と持ちかけてきたことから、門澤が他のアイドルグループの関係者にも声をかけたところ、賛同の声があり実現の運びとなった〔総合フェスは同日開催で明暗 ジャンル“特化型”は増加傾向 - トレンド - 日経トレンディネット 2010年9月22日〕。
そのため、本イベントではアイドリング!!!ヘッドライナーを飾る他、メンバーがイベントMCを担当したりコラボレーションライブに参加するなどホスト的役割を担ってきた。ちなみに、2012年6月25日、日本武道館で開催されたイベント『指原莉乃プロデュース『第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜』』にアイドリング!!!が参加表明した際には、リーダー・遠藤舞名で「『TOKYO IDOL FESTIVAL』のホスト役でもありアイドル多様化時代の先駆者として(ゆび祭りに)賛同する」旨コメントしている〔NEWS|指原莉乃 オフィシャルサイト 〕。なお、指原が所属するHKT48はその翌年の2013年から3年連続で当イベントへの出演が決定している。
門澤は『グループアイドル進化論 「アイドル戦国時代」がやってきた!』(マイコミ新書)にあるインタビューで
:『東京アイドルフェスティバル』は『フジロック・フェスティバル』を意識している。「アイドルシーンが盛り上がっていること」「さまざまなアイドルが独自性を持ち、互いを補完し合う『アイドル多様性時代』へ向かっていること」を世間に広めたい。ビジネスとしてフジテレビが儲けることが目的ではないので、主催をフジテレビではなく「TOKYO IDOL FESTIVAL 実行委員会」とした。イベントの資金は全部イベント本編で使い切るつもり。
という趣旨を語り、一部の営利目的のイベントではなく、様々なアイドルを知って楽しむための合同祭典となっている。入場料など事務局の収入はすべて舞台演出などに費やすため、出演者に出演料や交通費が支払えない代わりに、会場には物販スペースを設け、その対価となる費用は受け取らないとしている。そのため、2011年は当初予定していたスポンサーの撤退で収益面では厳しかったとも語っている〔TOP Yell(竹書房)2012年8月号「アイドル裏の人インタビュー 第5回 フジテレビジョンプロデューサー 門澤清太」〕。2012年はスポンサーの目処がつき〔2012年7月13日現在、トップページに4社の社名バナーが貼られている〕、(有料)入場者数が2万人を超えたこともあって赤字ではなくなったとのこと〔アイドル最前線2013(洋泉社)『TIF2012』に見るアイドルブームの今 INTERVIEW 門澤清太〕。
夏の一大アイドルイベントとして認知されてきた本イベントではあるが、元々は継続的な開催が決まっているイベントではなく、2013年6月をもって門澤が『アイドリング!!!』のプロデューサーを退いたことで、2014年以降の開催を危ぶむ声もあった。2013年のTIF会場で公開生放送を行った『菊地亜美の1ami9』(アール・エフ・ラジオ日本)でも、来場者から「門澤さんが『アイドリング!!!』プロデューサーから外れたことで、インターネット上でTIFは今年で終わるという説があるが…」という質問があり〔『菊地亜美の1ami9』(2013年7月27日放送) (Podcast)〕、ゲストとして出演していた門澤は、「会社(フジテレビ)が門澤がいなくても『やる』といえばTIFは続くだろうし、『お前じゃなきゃダメなんだ』ということであれば僕がやるだろうし」とした上で「このイベントの素晴らしさは誰もが理解してくれていると思うので、(プロデューサーが)僕であろうとなかろうと続けるべきだと言っていきたい」と発言している。
また、この時点で翌年の開催が決定していないことを聞いた@JAM総合プロデューサーの橋元恵一は、TIFの受け皿となるべく大規模アイドルイベント「@JAM EXPO 2014」(2014年8月31日、横浜アリーナ)の開催を決断している。
2014年は、門澤の後任として『アイドリング!!!』プロデューサーに就任した神原孝が総合プロデューサーを務めた。なお、神原が同年6月フジクリエイティブコーポレーション(FCC)に異動となったことから、フジテレビ側の代表者として同社コンテンツ事業部長の宮道治朗が制作統括としてクレジットされている。
2015年は、同年より発足したフジテレビの新プロジェクト「TOKYO IDOL PROJECT」(TIP)の柱となるイベントとして開催されることになった。2013年より運営プロデューサーとして携わっていたフジテレビコンテンツ事業局の濱田俊也がTIFを含むTIPの総合プロデューサーを務める。濱田はTIF2015終了後、Twitterで「これまでは翌年の実施が決定・発表できなかったが、TIP発足によって『TIF2016は必ずやります』(と言えるようになった)」とツイートしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「TOKYO IDOL FESTIVAL」の詳細全文を読む




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